part5 プレハブの修復(屋根)に続き、今回はいよいよ内装工事編です。
晴れた日は屋根の修理・・・
天気の悪い日は内装工事と進めて行きます。
内装工事で最初の問題は窓の高さです。
座禅や写経にしろ、ほぼ座って行う教室だけに、元の窓の高さでは座った時に窓の外の景色が見られない(涙)
写真では分かりにくいが、座ると窓の一番下辺りに目線が来る感じになっている。
横に見える椅子に座ると、窓の高さはピッタリだけど、床に座ると何も見えないと言う感じ。
これでは、せっかくの景色が見えないし、座禅をするイメージとは違う。
いくつもの業者を呼び見積もりを依頼した。
窓の下の部分を削り取り、窓の高さを下げる案・・
パネルを一回外して、窓枠をつけてサッシを入れる案・・・
など、各社色々な案を出してくれたが、見積もり価格は70万~80万と言う感じだった・・・
屋根もボロボロだし、この先いくらかかるのかも解らないのに、この窓でこんな大金を使う事は出来ない・・
でも、座禅スタジオをやる上で、この窓の問題は一番大きいかも・・・
悩んだ・・・悩んだ・・色々と調べた・・・ 多くの人に相談した・・・ でも良い解決策がない(涙)
そんな時、お隣に住むご主人が心配して見に来てくれた!!
そのご主人は日曜大工が大好きで色々な物を作ってしまう尊敬するご主人だ。
窓の高さを下げたいが良いアイデアもないしお金もないと相談すると、帰って来た答えが
「窓のパネルをひっくり返せば良いんじゃない」の一言!!!!
それだ!!そんな答えがあったか!!と、その瞬間に友達に電話して、明日手伝ってくれと頼むと、快く引き受けてくれた。
けど、窓を引っくり返した所で、座禅に適した窓の高さになるのか??
本当に引っくり返してピッタリと収まるのかを、メーカーである三協フロンティアに相談するも
そんな事をした人はいませんからと言われる始末・・
確かに、ビスの位置など、ピッタリと行くのは難しいのかもと不安は過るが、やるしかない!
そして、翌日の朝一番で友達が来てくれて、早速作業を開始!
友達もこの窓の高さの重要性を知ってるだけに、期待を込めて窓パネルを外してみる!
そして、重い重い窓パネルを二人で引っくり返して、付け直してみる・・・
すると・・・
なんと言う事でしょう!!!!!!!!
素晴らし絶景が広がり、友達と涙を流しあって喜んだ!!!!!
まさに奇跡・・奇跡だ・・・。
写真では分かりにくいが、椅子の高さと比べてもらうとわかってもらえるかな??
その後、見積もりを取った業者も心配して見に来てくれ、別世界に変わった光景をみて、
「奇跡だ」「奇跡が起きたね」と絶賛してくれた。
この小結寺の建築の中で、この窓のアイデアがベストファインプレー賞だったと後にわかる。
窓パネルを引っくり返すと言う意味が良く解らないと思うが、この三協フロンティアと言うメーカのプレハブは壁がパネルとなっていて、間取りが自由になると言うのが売りで、そのメリットは大きい。
元はこんな感じでパネルを外した状態がこんな感じ
そうした事もあり、三協フロンティアのプレハブが人気で値段も高い・・
小結寺のプレハブはYAHOOオークションでとても安く売ってたのでラッキーだったが、その分
躯体は古くてボロボロと言う弱点がある。
この窓の問題を解決しなくては、全く先に進めなかったので、これで一気に作業を進める事が出来るようになった!!
隣のおじさん、本当にどうも有難う!!
80万円得した気分!!
次は床を作る作業を書きます!!