前回、パニック障害は突然襲って来た・・と言うブログを書いたが、今回はその続き
パニック障害で休職です。
休職に入ってからお遍路へ行くまでのお話し・・
電車、バス、タクシーでパニック発作が起こり、続いてエレベータや、美容室などで起き、最後は会社の会議室で起きてしまった・・・。
さすがに会議に出れないとなると仕事にならない・・・
会社内にある診療所の先生に「明日から休職しなさい」の一言・・・。
やりかけの仕事があると伝えるも「倒れてからでは遅い」と言われ、ある日突然に休職になる。
会社に提出した診断書は「不安傷害症で3ヶ月の休職」と「言う内容だった。
休職初日はひたすら寝た。。
こんなに疲れれたのか・・・と自分でも驚く。
会社の診療所で紹介された診療内科に予約を取るも、初診の方は3ヶ月先になりますだって。
休職しろと言われても、安静にしてたら治るとか、薬を飲めば治ると言うもんでもないから、正直に途方に暮れたと言う気持ちになった。
お先真っ暗と言うやつだ。
来る日も来る日も何もする事はなく、外出しようにも発作が起きたらどうしようと不安で家から出れない日が続く。
こんな生活をしてて治るはずもないと不安な気持ちが大きくなり、焦りと苛立ちで精神状態は益々不安定になって行く・・。
やっと診療内科を受診すると言う時が来て、いざ病院に行ってみるも、凄い混雑してて、かなりの待ち時間らいし・。
この待合室の空間がとても辛い・・
それでも頑張って、やっと診察の番が来るも、目も見ずに簡単に「薬をだすから様子を見て」
の一言・・ えええええええ!!!
これだけ待ってやっと来てこれか!!
もう本当に復職なんて出来ないなと直感した。
騙されたと思い、医師に処方された抗うつ剤を飲むも、強い副作用で吐き気が止まらない。
結局はまた寝て過ごす日々が始まってしまった。
こんな事をしてても治らない・・
治らないと復職出来ない・・
復職出来ないと食べていけない・・
あーーーもうダメだと、生きる欲すら無くなって来た。
意を決して四国のお遍路に行こうと心に決めた。
きっと、僕を助けてくれるお寺や坊主が助けてくれるだろうと言う安易な気持ちと、何か自分が変われるんじゃないかと言う期待も込め・・・。
帰って来れるのか・・ 無事に四国まで辿り着けるのか・・
いざ、愛車で出発だ・・。
渋滞を避ける為に深夜に出発!
常に渋滞を気にしながら、迂回路を考えながらの走行は本当に楽しくない!
それでも、初日は名古屋まで走り、PAで仮眠を取る。
目が覚め走り出そうにも渋滞があり、また休憩・・
結局は昼過ぎまでPAにいて、渋滞が緩和した頃に出発。
京都へ入り一泊して、翌日は和歌山県の高野山へ・・
ここで本当に偶然にも高校時代の親友から久々に電話が来て、なんと同じ和歌山に居るとの事で高野山で合う事に。
病気の話しをしながら参拝をし、あっと言う間にお別れの時間。
でも、凄く嬉しくて涙がでたよ。
そして、僕は大阪に入り、翌日に四国へ渡る!
瀬戸大橋を渡る時の不安で震える自分を今でも覚えている。
もしかしたら、帰り瀬戸大橋を渡る頃にはパニック傷害が治ってるかもしれない・・
そんな願いを込めて四国へと入った・・・・。