小結寺の「無にならない座禅」を紹介します。
一般的に座禅と言うと、煩悩を捨て無になる。警策と言って、動いたり寝たりすると叩かれる
そんなイメージではないでしょうか?。
お寺の修行と称する座禅と小結寺の座禅は違います。
お寺が修行の座禅なら、小結寺は心と体の健康を目指す座禅です。
日々、ストレスを感じながらも、この理不尽な世の中を生きて行く上で、
自分の抱えるストレスをどうやって発散するかが大切であると同時に、そのストレスを
いかに溜め込まないかが重要です。
ストレス発散と聞くと、カラオケに行ったり友達と遊んだりと気分を高める事もストレス発散だが、
静寂な時間と空間に包まれて自分の気持ちを落ち着かせるのもストレス発散だと言う事も
知って欲しい。
そして、人間の睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるのはご承知だろうが、レム睡眠時に
記憶の整理をしていると言う事はあまり知られていない。
肝心なのは記憶の整理はある意味、自動で行われているから、ストレスがかかった状態では
記憶の整理が上手に行われない。
例えば、精神的に落ち込んでる時は、小さな喧嘩も大きく感じ、そんなに怒らなくても良い事も
もの凄く苛立っている状態で寝ると、物凄く不愉快として記憶は整理され、これがストレスとなる。
そこで、座禅をしながら小さな喧嘩を思いだし、本当に自分だけが悪かったのか?どうしてこんなに
怒っているんだろうと考えながら座禅をすれば、きっと大した喧嘩では無かった、、もしかしたら自分
に原因があるのでは、、など、心が安らかになり、不愉快な気持ちの記憶では無くなる事により
ストレスが軽減出来ると言うのが小結寺の無にならない座禅です。
私の師匠は、記憶の整理が上手にできず、いつも悪い思考の整理が続いてしまう事がうつ病だと
私に指導しながら理解したと言っていました。
腹式呼吸により深い呼吸が出来るようになると、本当にもう一人の自分が見えて来ますよ!!
今までなんでこんなにイライラしてたんだろう・・
人を見る目が変わった・・・
今まで嫌いだった友達が嫌いで無くなったなど、自分が変わって行くのを実感出来ます。
ぜひ、1日1禅をして、少しでもストレスを軽減して座禅の素晴らしさ、無にならない座禅の
意味を実感してみて下さい!