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無料化プロジェクト「本物のお寺を目指して・・」

座禅スタジオ「小結寺」を造った目的は

生きる知恵である仏教を生きる人に伝える

仏教本来のお寺の姿を実現する為です。

 

今の日本の仏教は「葬式仏教」と言う

死んだ人に生きる知恵を説くスタイルに

なってしまいました。

 

そもそも、仏教には「葬式」や「遺骨」の
概念はなく、日本にあるお寺の考え方は儒教の
影響を大きく受けています。

仏教では死んだ人の肉体はガンジス川に流すなど
自然に帰すと言うのが考え方であり、遺骨などは
何の意味も無いと考えます。

しかし、今の日本では派手な葬式を行ったり、
立派なお墓を買う風潮がありますが、
どこにブッダのお墓があると言うのでしょうか??

 

 

般若心経と言う経典に中に「不生不滅」と書かれ
肉体と言う「色」は存在しないのだから、生まれるも
滅する事も無いと言う教えです。

その滅する事も無いと言う般若心経を今の日本では
死んだ人に説くのです。
有名な「空海」だって、まだ生きていると扱われ、
高野山では毎日、空海に食事を出しています。。

 

こんな、仏教とかけ離れてしまった今のお寺を
正しい仏教の姿に戻したいと造られたのが「小結寺」です。

小結寺では、仏教本来の生きる人に生きる知恵を説く
正しい仏教のお寺として間もなく開業4年を迎えます。

 

自殺の名所と言われる2本の橋の間に位置する小結寺は
多くの方が死にたいと駈け込んできます。
寝間着で来られる方や、泣き叫んで来る方、薬を大量に
持ってくる方など、緊迫した状況になる事もあります。

 

でも、ゆっくと仏教の話しをしたり、愚痴を聞いたり、
座禅をして呼吸を整えて行くと、不思議と笑顔に戻るのです。

 

しかし、ここからが小結寺が抱えた大きな問題です。
寝間着で裸足の恰好で、どう見ても財布など貴重品を
身に着けてる様子も無い人に、相談料を求める事が
出来ないんです。

 

私も一家を支える夫として、小結寺を仕事としています。
なので、お金を頂かないと言う事は家計を支えられない
と言う事になるんです。

 

ある日、泣きながら死にたいと叫びながら来たお客様が
いまして、この日も色々と話し、2時間が過ぎた頃には
多少の笑顔が見えてお帰りになって頂きました。
家に戻り、妻との会話がこんな感じです。

 

妻「ご苦労様。今日はいくら頂いたの??」
私「どう見ても家を飛び出して来た感じで、今日は無料でやったよ。」

妻「我が家にも米を買うお金も無いのよ」
私「ごめん・・」

厳しい現実を突きつけられ、本当にショックでした。
妻への申し訳無い気持ちとは反面、実際にはとても
嬉しく、お寺をやって良かった!と思えた瞬間でした。

 

 

夫としての評価は勿論0点
でも、お寺としての評価は100点だったのです。

 

 

そうだ、俺の目指した小結寺は

 

誰でもいつでも駈け込めるお寺だ!

お金が無いから小結寺へ行けない
お金が無いから仏教を学べない

これでは本当のお寺ではない!!

 

ここから、小結寺の「無料化プロジェクト」の
構想が始まります。

無料化にすれば、我が家の家計は破綻する。
では、どんな方法があるのかを必死に考えました。

 

 

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